ユーハイム(3)『夏のひまわりレモンパイ』

ここから日本のドイツ菓子が始まった、といってもいいでしょう、超有名企業「ユーハイム」さん。
当ブログではナショナルブランドのご紹介はほとんどしていませんが、夏ならではの素敵なパイを発見。真夏になると個人店では姿を潜めてしまうので、やはり珍しいですね。ここらあたりに企業の強みが出ているのではないでしょうか。
このところ、新幹線を利用する新大阪駅で時間があるとお土産品をチラッと見るのですが、そこでは添加物無しの『パルミエ』(シンプルなパルミエに一体何を入れる? と訝しがるでしょうが、ほとんどのお土産品が添加物だらけ、特に洋菓子は萎えてしまうほど満載です)を販売。ねっ、なんかいいでしょう。


●『夏のひまわりレモンパイ』 径18cm 高さ6cm 350gほど。
ucheim_himawaripie.jpgわぁ、向日葵! 夏だねぇ。華やかでしかも可愛ゆい見掛けに、目が釘付け。こちらの定番の『レモンパイ』を向日葵デザインにしたものだそうです。
購入した8月31日が販売最終日という、夏季限定商品。遅きに失した感は否めませんが、むむむっ、こうなったら連れて帰るしかないですね。
ucheim_himawaripieside2.jpgフィユタージュの上に杏ジャムを塗って(台紙の滑り止めも杏ジャムのようでした)、スポンジを敷き、分厚くレモンムース。薄くシャンティを塗った上にゼラチンを含んだマンゴーソース。シャンティを花びらのように美しく絞って、ピスタチオのダイスをパラッと。
サックサクのパイです。このところ雨続きで湿気を呼びやすいというのに大したものです。ムースは水を出しやすいのですが、厚めのスポンジがしっかり受け止め、ジャムも水を食い止める役割を果たしているのでしょう。
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口へ運ぶと、たっぷり泡を含んだムースの格別の軽やかさ、スポンジの口溶けの良さに目を見張ります。ふわふわ~。はーっ、この軽さ凄いな。
と、同時にパイのサクサクッ。ふんわり vs サクッ、この対比は檸檬パイのお約束ですが、やはりいいですね。
味の方も甘すぎず、爽やかな酸味が心地いい。いかにも夏らしい味わいです。フィユタージュのバターが控えめなのもかえってさっぱり感を抽き出しているようです。
最高のパイ生地を追い求めると、ついついバターたっぷりになりがちですが、目的に応じて自在に使い分けるところなど、老舗の懐の深さも感じさせます。

6ピースにカットすると1ピース200円以下、大振りに4等分しても300円以下。しかも税込価格。今時、このお値段には驚いてしまいます。
ほかにもドイツ風のカフェツァイト(Kaffee Zeit コーヒータイム)用として、『ドイツフィーユ』という、フィユタージュ、バームクーヘン、シュトロイゼル、柚子ジャムを合わせたパイ菓子も売っていました。あぁこれも良さそう。
企業力のなせる業ですね。商品開発の力といい、見習うべきところが多いのではないでしょうか。真面目な菓子作りを貫けるところは節を枉げないところも評価したいですね。ほかの大手もぜひ追随して欲しいものです。

●『夏のひまわりレモンパイ』1188円  (※内税)
●「ユーハイム」(大丸大阪梅田店)
  大阪市北区梅田3-1-1大丸梅田店地下1階 TEL06-6343-1231(代)  定休日/無休  営業時間/日~木10:00~20:30 金土10:00~21:00

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