デリチュース(12)『デリチュース』&「デリチュースカフェ箕面店」(予約制のプライベートルーム)完成!

大阪、阪急千里線の終点、北千里駅から北西に15分ほどのところにある大人気店「パスティチュリア デリチュース」さん。
2019年6月、本店から駐車場を挟んだ西側に「デリチュースカフェ箕面店」が竣工しました。
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一般には開放せず、予約制のプライベートルームとしての利用に限られています。2階建の建物の2階部分がそのスペース。
今回はこちらのソファにゆったり座ってお話しました。ニュージーランドのオーガニックティーZEALONG(本社の広大な茶畑を見学して、二日前に帰ってきたばかりなのだとか。写真を何枚も見せていただきましたが、美しい景色!)とクラシック音楽を楽しみながら、長岡末治シェフのユニークなお話を伺ったのでした。

1階は超合理的なオリジナルキッチンです。長岡さんの独自に開発したパヴァイエのオーブンや瞬間冷凍機など、強力ラインナップ。排水溝までステンレスという徹底ぶり。
主力商品の『デリチュース』などが主に作られます。従来の最大3倍ほどの製造能力を誇るのに、スタッフはわずかに4、5名という少なさ。へぇー。
特別に見学させてもらいましたが、衛生管理も徹底されています。入室ごとに上履きの使用とキャップの着用は当然ですが、しっかりした手洗いとエアシャワーを経なければ入室を許されません。キッチン内はあえて汚れが目立つように白で統一されています。清掃も使い回しのモップなどは存在せず、手拭き作業で行われるとのことです。

伸びる会社はつねに先を見越した投資を怠らないし、綿密な合理性を追究して無駄を出さないことで、商売に余裕を出しているのです。
その余裕の象徴のように「デリチュースカフェ箕面店」の前も本店と同じように、実のなる樹木の植栽が施されていました。キッチン同様、この果実について話されるときの嬉しそうな顔といったら。それに、2階の壁面に突然観音開きの扉があって、「なんですか?」と聞くと「次回またね、ふふっ」とのこと。もしかしてトマソン?
とまァ人を歓ばせることを何よりの愉しみとする人らしいエピソード満載の一時でした。

これらのすべてを計画しキッチンのラフ設計までしてしまう長岡シェフの頭の中は一体どうなっているのでしょう。ありあまる才能と、新しいことを実行することが楽しくてしょうがないという積極的なメンタリティに、毎度のことながら圧倒されてしまいました。

●『デリチュース』  径13.5cm 高さ4cm 500gほど。
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こちらの看板商品。当ブログでの紹介は数多ですが、何度食べても美味しい名品なので。毎度のことなので簡略に。

使っているチーズが“チーズの王様”と呼ばれるブリー ド モー。「デリチュースカフェ箕面店」の1階にはいままで輸入業者に任せていた熟成管理を自ら行えるように熟成室も完備。今まで以上に、最良の状態のチーズを使えるようになったということですね。

甘いパートシュクレがサクサクと歯切れよく、薄いスポンジの上にアパレイユがたっぷり。アプリコットのジャムの甘酸っぱさが、チーズのコクの豊かさを奥深く感じさせてくれます。フッと過るブリー ド モーの香りがなんともいえず、食欲を掻き立ててくれるのです。
ベイクドなのにレアを思わせるようなチーズのね~っとりトロ~リとした食感の妙が、何度食べても魅せられてしまう一番の要因なのでしょうね。ふうぅ、お見事です。

「デリチュースカフェ箕面店」の貸し切り利用は最低1万5千円から。十分に20人ほどは入れるスペースですが、取りあえず10人様で1人1500円相当。飲み物とケーキが付くというモデルプラン。1日1組限定です。
「あら安過ぎませんか?」と下衆なことを言うと、「商売云々ではなくて、プラスアルファのおもてなしをしたいのです」とのこと。いつもながら、まずは人のために動くことを信条にしている長岡さんならではの取り組みですね。
プランは料金次第でいろいろ相談に乗ってもらえるようです。接待用にも、結婚式の2次会にも使えるし、会議にだって使える。利用する側のイマジネーション次第で、特別な満足感のあるスペースになりそうですね。

●『デリチュース』 2380円  (※内税)
●「パスティチュリア デリチュース」
  大阪府箕面市小野原西6-14-22  TEL072-729-1222  定休日/火曜  営業時間/10:00~20:00

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