ル・パティシエ ミキ(6) 『ミキフィーユ』『パルミエ』

JR和歌山駅から紀勢線の一駅目・宮前に“和歌山にこの人あり”と唱われる三鬼恵寿シェフのお店「ル・パティシエ ミキ」があります。
果物王国とも云われる和歌山のフルーツ大使を自ら任じているシェフのもとへは、その知識や開発力、人柄を頼って訪れる人が後を絶ちません。忙し過ぎて嬉しい悲鳴を上げている時もあるようですよ。
そんな中、第18回「3.14=π(パイ)の日 R 」キャンペーンでは定番の『ミキフィーユ』(ミルフィーユ)が復活。そして『パルミエ』も登場。嬉しいっ!


●『ミキフィーユ』  6×6.7cm 高さ8.5cmほど。
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どうです? パイ生地の雰囲気が変わっているでしょ。
そう、パイ生地を積み重ねて小口切りにして断面を寝かせて、層が見える方を上に向けているのです。

このパイ生地の扱い方が三鬼シェフのオリジナル。だからこその“ミキフィーユ”というネーミング。ミルフィーユではございませんぞ。

層がいっぱいあってザクザク感が倍増しているのではないでしょうか。いつもながら、いいですねぇ。それが3枚。
カスタードはほんの少し生クリームが入っていますが、ポッテリと重みを感じる濃密な舌触りが特長。ヴァニラビーンズも入り、苺の香りも吸って、香り高いクリームになっています。
苺は和歌山でも選りすぐりの「マルトミファーム」のもの。品のいい甘酸っぱさと香りがいいですね。箱を開けた時から、いや箱を手に持った時から苺の甘酸っぱい香りがふわんと漂っていました。

パイ生地・カスタードクリーム・苺が三位一体となった、イキイキとして力強い味わい。王道です。
バランスも良く、たっぷりのヴォリュームなのにペロリと食べてしまいますよ。お見事!



●『パルミエ』(試作品なので枚数は未定) 3×4cm 厚み0.5cmほど。
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パイ生地にメープルシロップとグラニュー糖、蜜柑の皮のパウダー、そしてほんの少し塩を振って焼き上げています。

ザクザクッと強い食感。この小気味よさに快感を覚えながら食べていると、時おり蜜柑の香りがふっと過ります。
生地のほのかな塩気だけでなくほんの少し塩を振ることで甘じょっぱさが前面に。
そして蜜柑の皮のほのかなホロ苦さが最後に浮上してきます。

ふぅむ、大人の味ですね。パルミエでこんなに奥行きのある味の構成は珍しいかも。ほほぅ、個性的!画像


瓶のイラストの袋、可愛いな。
ハート型のパイなので、ホワイトデーのお返しにも、ちょっとしたプレゼントにも、はたまた自分用にもいいですね。





お店は中心街を外れた郊外地域にありますが、お客様は引きも切らずで大人気。若いスタッフたちがハキハキと気持ちよく応対。
ファミリアーであり、フレンドリーであり、心の温もりを感じるのも「ミキ」さんならではです。



●『ミキフィーユ』429円  『パルミエ』500円   (※外税)

●「ル・パティシエ ミキ」
  和歌山市中島551-4  TEL073-471-7977  定休日/水曜・第3火曜  営業時間/10:00~閉店時間はHPをご覧ください。

  ※ブログ「パイ日和おまけ」では、こちらのフィナンシェ『みかんシェ』をご紹介しています。