グルマン(2) 『紅玉りんごのアップルパイ』『ショソン オ ポム』

神戸、JR神戸線・摂津本山駅から南東に6、7分のところにある「ブーランジュリー グルマン」さん。新進気鋭の池田匡(たすく)さんのお店。
2017年4月オープンなのでまだ1年未満。早々に第17回「3.14=π(パイ)の日 R」キャンペーンへの参加を決めてくれました。パイに対する並々ならぬ自信のほどが伺えますね。

「ドンク」在職時代、チーフ、店長を務めた岡本店では他店では焼いていないパイを出していたとか。各店で自由裁量の部分があるそうです。知らなかったなぁ。
じつは初めて訪れた時から、お主やるなと心の中で呟いていました。パンやお菓子の顔が見るからに美味しそうというのはもちろん、一人で作っているのに品揃えが豊富だということ、さらにフィユタージュが当然のように並べてあったからです。
ちなみに、関西のパン屋さんで普段からパイがあるところは意外と少ないのですよ。シェフ、元々大得意だったのですね! 嗚呼、いい店をみつけた喜びでココロ弾みます。


●『紅玉りんごのアップルパイ』  13.5×11cm 高さ3.3cm 200gほど。
画像
ほぉ、なんて美しいアップルパイなのでしょう。
月桂樹の葉のクープも冴えています。惚れ惚れ~。

フランス産小麦(中力粉)を使い、3ツ折り6回。

フランス産は元々粒子にバラツキがあり、日本製より肌理が粗いと言われています。
それで以前からややサックリ系の軽いパイだったのですが、今回、包み込むバターの方にも粉を加え、さらに軽快感を増したとのこと。

フィリングの紅玉はコンポートにしたものをバターで炊き直してコクを与えています。

そう、定番商品の『ショソン オ ポム』と同じ作り方。大きさ違いの姉妹品です。
ですが、大きさが違うと、生地とフィリングの比率が変わり、それだけで味わいや雰囲気がガラッと変わるのですから面白いですね。

画像パイ生地の豊かな香りと軽い食感、サックサクッ! 

もうそれだけでニマニマですが、たっぷりのリンゴの濃厚な甘酸っぱさが押し寄せてきます。きゅんと甘酸っぱい! いいな、いいぞぉ。
甘過ぎないので紅玉の持ち味がイキイキと伝わってくるし、生地と混ざり合った後も味がボケてしまわない。美味しさの持続時間が長いですね。
うーん、間然するところのない見事さ。恐れ入りました。

大きくて食べ応えがあるし、クッキリと明確な味わいなので、二人でも、いや四人で分けても満足。手土産やプレゼントにしたら、わっと歓声が上がるでしょう。奇麗だし、美味しいし。ちょいと鼻が高くなるかも、へへっ。
キャンペーン期間中は1日数台焼かれる予定。その前後は予約制となりますよ。



●『ショソン オ ポム』  8.5×9.3cm 高さ3.7cm 80gほど。
画像
前回も紹介しているので簡略に。

欠かせないフランス的な商品アイテムとして、『クロワッサン』『ブリオッシュ ア テット』『バゲット』と並ぶ主要商品として力が入っています。

上でも言ったように、『紅玉りんごのアップルパイ』と同じ作り方。

どちらかというと普段着のパイという位置づけです。いつもそばにある、おやつ。お腹がぺこちゃんの味方。
が、クープがその時のシェフの気分でいろいろ変わりますから、その模様を眺めるだけでも楽しいので、沢山買って配ることもあり、です。

あら? 目方からするとずいぶんお値打ち価格。こちらは定番商品なのでいつでも気軽に、おフランスをどうぞ。



2月に入ってもまだ『ガレット デ ロワ』の注文を受け付けていることからもパイ好きなのが分かります。
今年はオープンして初めての年なので、特別にお試し価格になっていました。たしか1500円だったかな、ぜひ味わって欲しいな。



●『紅玉りんごのアップルパイ』1000円  『ショソン オ ポム』250円  (※外税)

●「ブーランジュリー グルマン」
  神戸市東灘区本山中町3-6-23  TEL078-262-1025  定休日/月曜・火曜  営業時間/8:30~18:00(水曜~土曜) 8:30~14:00(日曜・祝日)

  ※ブログ「パイ日和おまけ」では、こちらのパン&焼菓子をご紹介しています。