アルザスフランベ(1) 『カスタードチーズパイ』『メープルアップルパイ』『ベリーチーズケーキパイ』

JR神戸線・六甲道駅の南側駅前ビル(メイン六甲Aビル)の南面1階に、2017年4月にオープンしたのが「アルザスフランベ」さん。
こちらのオーナーはスイーツイベントをプロデュースする会社だそうです。イベントスペースを全国にいくつも持っていて、ご自身でも実店舗を構え、本当に美味しいお菓子を広めたいという考えなのだとか。
なんでも、オーナーがアルザスに憧れがあり、名物の“タルトフランベ”(ピザに似たパイ生地の料理・菓子)をいずれはメインに作りたいとのこと。企業の発想としてはずいぶんと真面目なスタンス。
そうそう、同じアルザスつながりで、クグロフにも力を入れたいと、カラフルなクグロフ型が飾ってありましたよ。


●『カスタードチーズパイ』  辺9.5cm 高さ1.9cmほど。
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パイ生地はすべて市販の冷凍パイシートだそうです。
最近は冷凍パイシートもレベルが上がっていて、いいものを選んでいるとのこと。

カスタードにピザ用の塩気のあるチーズ(例のシュレッドタイプのもの)を混ぜたアパレイユを流して焼いています。トップにシュレッドの欠片がチラチラ。

カスタードにチーズですから間違いなく相性のいい組合せ。結構な塩気なので少しびっくりしましたが、意外といいですね。




●『メープルアップルパイ』  辺9.5cm 高さ2.2cmほど。
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同じくパイ生地の上に、薄くクレームダマンドを敷いて、薄切りの林檎を並べて焼いたもの。

所謂タルトフィンの作り方ですが、林檎にメープルシロップを塗っているのが上手くはまっています。シナモンともよく合っています。

もともと、高温でサッと焼くパイですが、ダマンドに火が入っていなくて文字通りクリームっぽい印象かな。水気の多いフィリングは難しいのですよね。

とはいえ、フランスの職人はダマンドを生のままでペロペロ舐めるといいますし、美味しい取り合わせですから、パクッといきましょう。


●『ベリーチーズケーキパイ』  辺11cm 高さ2.9cmほど。
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同じパイ生地に、ミックスベリーを混ぜたアパレイユを流して焼いています。

ベリーはブルーベリー、フランボワーズ、カシスなど。
けっこう鋭い酸味のものもそのまま使っているので、味わいは輪郭がクッキリ。







奇を衒わず、相性のいいもの同士の組合せ。
惜しむらくは、いずれもパイ生地の焼きが浅いこと(私たちの感覚では半生。色が白く半透明の部分が残っています)。しっかり焼けていたら、味わいがもう少し立体的になってサクッと快音が聞けるでしょう。
ほかに、ピザに似た薄いパイでは『フロマージュブランパイ』『はちみつチーズパイ』『スイートポテトパイ』など、タルトでは『洋梨のタルト』『白桃のタルト』…とパイ&タルトがずらっと並んでいました。



●『カスタードチーズパイ』380円  『メープルアップルパイ』380円  『ベリーチーズケーキパイ』350円 ホールだと1350円 (※内税)

●「アルザスフランベ」
  神戸市灘区深田町4-1-39  TEL078-841-1230  定休日/不定休  営業時間/11:00~18:00