ピーカブー(1) 『タルトサンギーヌ』

兵庫県西宮市、阪急神戸線・西宮北口駅から南西に10分ほど、山手幹線沿いに2015年10月にオープンしたのが「カフェ&パティスリー ピーカブー PEEK A BOO」さん。
以前、もう少し西の建石筋を線路の北へ上がったところ(夙川)で「オタンプルデュグゥ」を営んでいた細谷寛シェフ、マダムの潤子さんご夫婦が移転し名前も新たにスタートしたお店です。
場所は、最近西宮で活動が目立つ不動産会社「ヴィレッタの杜」のショールームのあった所。この会社のフェイスブックでも紹介されているので、何か関係があるのかも知れません(未確認です、悪しからず)。
PEEK A BOO というのは英語で子供をあやす言葉、日本語の“いないいないばぁ”に当たります。近隣の団地の若い世代に向けて、母子で楽しめるケーキを、とのこと。
カフェスペース(1階と2階)が大きく、席数は数えませんでしたが、大箱と云っていいでしょう。セルフのフリードリンクで一人500円、リーズナブルですね。存在が知れ渡るに連れて常連さんで大賑わいになるでしょう。


●『タルトサンギーヌ』  径6.3cm 高さ(本体)1.8cmほど。
画像
サンギーヌとはブラッドオレンジのこと。

芳ばしいパートシュクレのなかに、クレームサンギーヌがたっぷり流し込まれています。
クリームの中にもオレンジが一房隠れています。こちらは普通のオレンジ色のもの。
トップに、サンギーヌが一房。

サックサクで噛むほどにアーモンドとバターの香りが舞い上がる最上級のタルトが何といっても、魅力満点。
いつもながら素晴らしい焼き上がり。

クリームは一転して、サラサラと流れるほどに柔らかく滑らか。オレンジの果汁も加わってとても瑞々しく感じられます。その甘酸っぱさの満足感も高く、冴え冴えとした印象。

サンギーヌは色から想像するのとは違って味はややマイルドなのですが、クリームの鮮烈さは、トッピングの果肉以上。ネトネトなのに、さらさらとこれだけ流れるようなクリームというのは珍しい。新しい魅力を発見した歓びで、頬が緩んでしまいます。
細谷シェフ、相変わらず、お見事です。



「オタンプルデュグゥ」さんは10年近くつづいたのですが、一からの展開。ケーキ・焼菓子は以前からのものをかなり引き続き作っているようです。
関西でもトップクラスの実力を誇るシェフだけに、健闘のほどを祈りたいですね。



●『タルトサンギーヌ』432円   (※内税)

●「カフェ&パティスリー ピーカブー PEEK A BOO」
  兵庫県西宮市芦原町4-1  TEL0798-31-3630  定休日/水曜・第1火曜  営業時間/10:00~20:00

  ※ブログ「パイ日和おまけ」では、こちらの生ケーキをご紹介しています。