パティスリーリエルグ(6)『タルトレットシリーズ/ショコラフランボワーズ、ポムキャネル』『オートンヌ

東大阪市、近鉄奈良線、東花園駅から南に10分足らず、大きな道路を挟んでスーパーライフの斜め向かえにあるのが「パティスリーリエルグ」さん。
つい先日、ラグビーのワールドカップが大注目されましたが、花園ラグビー場は4年後の日本での開催会場の一つ。花園へ出掛けるもう一つの楽しみとして“「リエルグ」さん詣で”が組み込まれたらいいな、などと今から夢想しています。
ん、ラグビーボール型のミニチョコでも作っておく? 小森シェフ。


●『タルトショコラフランボワーズ』  径6.5cm 高さ3.5cm 50gほど。
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いつものタルトレットシリーズ。

緊張を強いない、普段着感覚で気軽に食べられる小さなタルト。お値段も頑張ってくれています。

シュクレの生地に、チョコが入った茶色っぽいダマンドを詰め、センターにフランボワーズのペパン入りジャムを合わせたガナッシュ。
表面は、赤と黒。ジャムとチョコを半々に塗っています。

こちらのタルトはハードな食感のものがわりと多いのですが、これはタルト生地はしっとり。
チョコレートの豊満な味と香りを背景に、フランボワーズの甘酸っぱさが際立ちます。

フランボワーズとダマンドという組み合わせ、表面の塗り分けからポンヌフを連想したと、クボタ。ポンヌフショコラ風に再生すると、赤と黒が目立っていいかもとのこと。
なるほど、せっかくの赤と黒、ダンディな印象なのでもっとアピールしたくなるね、という親心のようです。




●『ポムキャネル』  径6.5cm 高さ5.8cm 70gほど。
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こちらもシュクレ生地に、薄茶色のダマンド、センターにカラメルで和えたリンゴのコンポート。
表面アプリコットのナパージュを塗り、トップにリンゴのコンポートをてんこ盛り。

キャネル(cannelle、シナモン)、すっきり~っ! 

と快哉を叫びたくなるほど。香りますねぇ。どうやらダマンドに加えているようです。

アップルパイなどでよくある組み合わせなのに、ずいぶん新鮮に感じます。リンゴではなくダマンドに加えたことで、焼き切れて香りが立っているのでしょうか。




●『オートンヌ』   辺8cm  高さ2.7cm 50gほど。
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秋真っ盛り。
秋というネーミングで、小森さんカボチャをもってきましたか。もうすぐハロウィンもありますしね。

さて。全体を分厚く覆っているサブレ生地(シュトロイゼル)がちょっと歯ごたえがありますが、食べているとなぜか優しい味わいに感じるのですね。粉糖の甘さがそう感じさせるのかしらん?

多分、薄く塗られたカボチャペーストがいい働きをしているからではないでしょうか。
普通、カボチャのケーキというと、どれだけカボチャをたっぷり使っても、カボチャを超えることができずにいるのが多いのです。スープに勝るものはないな、と諦めてしまうケースがほとんど。

ところが、量を抑えているのに、逆にカボチャの味わいに冴えが出ているのです。
ちゃんと風味を感じさせつつ、シュトロイゼルを引き立て、全体を覆って優しく感じさせてくれるのです。





タルトレットシリーズも徐々に種類が増えて来ているようです。たしか10数種類あるようです。
ここまでずらーっと揃っているのは、本当に稀。選ぶ楽しさ、迷う楽しさを存分に味わわせてくれます。きっとオペレーションは大変になっているはず。
それでもあえてやってしまうサービス精神と、尽きることのない創作意欲。あっぱれ、見上げたものです。



●『タルトショコラフランボワーズ』225円  『ポムキャネル』225円  『オートンヌ』225円  (※外税)

●「パティスリーリエルグ」
  大阪府東大阪市玉串町東3-1-11  TEL072-973-7194  定休日/不定  営業時間/10:00~19:00

  ※ブログ「パイ日和おまけ」では、こちらのプチガトーをご紹介しています。