スーリィ・ラ・セーヌ (1) 『ミルフィーユ』

岡山にこの店あり、との評判高い「スーリィー・ラ・セーヌ」さん。
岡山電鉄(路面電車)の県庁通駅から一筋入ったところにあります。東京の「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の出身、安原充代さんのお店です。
ちなみに、イル・プルー一家は皆さんパイがお得意。期待を胸に出掛けましたが、やはり夏場のこととて、あったのはミルフィーユ、リーフパイ、カネルの3種のみ。
では、その中からミルフィーユをご紹介しましょう。


●『ミルフィーユ』 3×10.5cm 高さ3.5cmほど。
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「イル・プルー」ご本家より一回り小さい印象がありますが、上2段のパイ生地が食べやすい一口サイズ、3つにカットされているところまでそっくり。

十分に火の通ったパイ生地、香ばしさは出しても焦げ味にはしない。カラメリゼのま~るい甘みとともに優しい印象です。
ムースリーヌもぽってり感をたたえた豊かな充足感と、なめらかさの快感を二つながらに満足させるものに仕上がっています。
両面カラメリゼされたパイのパリンとした食感は、生地が薄いだけに小気味よく目が覚める思い。
パイとクリームのバランスも良く、ヴァニラビーンズの心地よい香りのクリームにゆるやかに心が溶けていく感じがいいですね。


パイ以外の生ケーキ、焼菓子などもいろいろいただきました。全般的な印象は、あくまで許容範囲ではあるのですが、シャープな線がやや緩く感じてしまったり、焼き加減にややむらがあったりというものも、ほんの少し。猛暑ゆえ、仕方がないですかね。パティスリーにとっては、夏枯れ、材料高騰とともに、この異常な暑さは受難の季節なのかもしれません。



●『ミルフィーユ』525円

●「スーリィ・ラ・セーヌ」
 岡山市内山下1-2-15  TEL086-224-3876  定休日/

※ブログ「パイ日和・おまけ」(http://pie-omake.at.webry.info/)にも、このお店のパイ以外のケーキを紹介しています。よかったら、どうぞ。