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zoom RSS エルベラン(9) 『リーヴル ダムール』

<<   作成日時 : 2017/02/10 18:15   >>

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兵庫県西宮市、阪急神戸線・夙川駅の北2分ほどのところにある老舗「エルベラン」さん(1964年創業)。
こちらは先代が開発したお菓子も、2代目の柿田衛二シェフが開発したお菓子も、いずれも逸品揃い。吟味された上質な材料を使って、よく考え抜かれ、研ぎすまされた技を使ったものです。
が、そんな小難しいことは忘れさせてくれる、素直に美味しいなぁと幸せ気分に満たされるお菓子なのです。この姿勢が50年に渡って愛されつづける理由ではないでしょうか。
第16回「3.14=π(パイ)の日 R」キャンペーンの対象商品も、よく考え抜かれた、シンプルに美味しいパイの登場です。


●『リーヴル ダムール』  11×8cm 厚み4cm 140gほど。
画像
リーヴル ダムール livre d'amour (愛の宣誓書)。
3.141592……、永遠に続く数字πに因んだ「パイの日」は、永遠の愛を誓う日です。

そこで衛二シェフが考えてくれたのは、この日を『ガレットデロワ』のように楽しくパイを食べるイベントの日にしよう、というもの。遊び心のあるパイの登場です。

もちろん、私たちはずーっと同じことを言い続けてきたのですが、シェフが考えたのはより具体的なイメージを喚起できるようにということ。新郎新婦が聖書の前で愛を誓うように、本の形をしたパイを二人で食べることで愛の誓いになる、というもの。
だから、本の形をしているのです。

いつものようにアンヴェルセで折られた、絶品のパイ生地。
なかは、フランジパーヌ(まっ黄色のたまご感の強いカスタードが加わって、味わい深い)。
紅玉を皮ごとミキサーに掛けコンフィチュールにしたもの(かすかにシナモン、レモン)に、青森県五所川原産、芯まで赤い林檎のスライスをソテーしたものを重ね、生地を二つ折りして本の形に仕上げます。
糸綴じをし、内側に折り目を付ける本綴じの豪華な製本スタイル。

画像背表紙部分などかなり分厚い生地の層(2.5cm)になっているのですが、ご心配なく。食感にこれっぽっちも無骨さがありません。
鱗片がすこぶる細かく、サクサクッ、さらさら〜と繊細極まりない食感。カルピスバターの品のいい香りに包まれ豊かな気分。
追い打ちをかけるように、フランジパーヌの豊満さも特筆もの。
そして、林檎。適度に酸味があってコクが深く、清らかな果実の充足感に溢れています。

所謂アップルパイの範疇にはいるのでしょうが、フランス菓子の手法に則った、とても繊細で洗練の極を行くアップルパイ。
林檎、フランジパーヌ、パイ … 味・食感・香り、甘美な調和のバランス、一口食べるごとにウーンと思わずため息が出る美味しさ。まるで、気持ちのいいそよ風を心に感じるような、ふうぅぅ。

画像


140gとヴォリュームもあるので二人で分け合うのにピッタリのサイズです。
恋人・フィアンセはもちろん、長年連れ添ったご夫婦、そしてアップルパイ愛好家にも食べてもらいたいです、ぜひ。



キャンペーンの定番にしませんか、シェフ。このパイを心待ちにする人が増えると嬉しいな。いや、断言しちゃいましょう、増えるはず!
なお、今年は初年度ということもあるし、五所川原の林檎が稀少品のため、期間中50個限定です。お早めに。



●『リーヴル ダムール』800円  (※内税 予価)
※ガレットデロワのように王冠を付けるかフェーヴを入れるか、最終的な演出も検討中です。

●「エルベラン」
  兵庫県西宮市相生町7-12  TEL0120-440-380  定休日/火曜(水曜不定休)  営業時間/8:00〜18:30

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