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zoom RSS キッシュ&デリ a.te.ya(あてや)(1)『キノコのキッシュ』『ブルーチーズとブドウのキッシュ』

<<   作成日時 : 2016/11/06 20:45   >>

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神戸市灘区、JR神戸線・六甲道駅から北へ、六甲本通商店街の中に間口半間の小さなお店がある。勅使川原圭子さんという女性が一人で営む、キッシュ&デリの「a.te.ya」。
文字通りお酒の“アテ”を取り揃えている。その主力がキッシュであり、タルト。パイ日和が手を出さない訳には行かない店。なのに紹介が遅くなってしまった。
というのも、2回も振られてしまったからだ。ずっと以前に「プルチーノ」の木下シェフに教えてもらった日は、たまたま定休日。次に訪れた時は大口の仕出しかなにかで一般販売がお休み。
今回も、お一人のお店にありがちな“すぐに戻ります”というボール紙に書かれた手作りの案内が。またしてもと思って帰りかかった時に、勅使川原さんが戻ってきたのだった。
三度目の正直。やっと出会ったキッシュをご紹介しよう。(※書き手はクボタ)


●『キノコのキッシュ』   辺11.5cm 高さ2.3cm 90gほど。
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ブリゼにアパレイユ、エノキ、シメジなどのキノコがたっぷり。

当ブログでもキッシュの焼き戻し方法を何度もご紹介してきたけれど、こちらのお店も丁寧に電子レンジとオーブントースターそれぞれの方法を書いたシートを添えてくれている。

ブリゼはしっかり焼き切れていても、中がアパレイユだと水分があるので、どうしても湿気てしまう。焼き戻しをすれば焼き立てとほぼ同等の食感に戻るので、必ず指示に従いたいところだ。

さて、おかげでザクサクッと小気味のいい食感とともにバターの香り。焼き戻している時から豊満な香りの魅力に包まれるけどね。
アパレイユは牛乳、卵、生クリームに少量のチーズといったところかな。ブリゼも塩気が控えめだが、アパレイユも卵と生クリームのコクがダイレクトに感じられるようなやや淡めの味わい。たっぷりのキノコの奥深いコクもあり、キッシュとしては比較的薄味ながら、大変に美味しい。

“アテ”であることは間違いないけれど、強い塩気をお酒で洗い流したくなるタイプのものではなく、とくにワインとともに食べるとなおさら美味しいという、優れて美食指向の“アテ”。
世間の味に満足できずに、本当に美味しい“アテ”を作っているということではないだろうか。




●『ブルーチーズとブドウのキッシュ』  辺11.5cm 高さ2.3cm 80gほど。
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なんとも珍しい組合せ。
でも落ち着いて考えるとチーズにフルーツを添えるのは定番だから、それがキッシュに入ったからといってなんら不思議はない。

はたして、一口食べてみれば、ニンマリと笑みがこぼれるほどに美味しい。ハマっている。

こちらのキッシュは「デザート風でもあるので、温めても、冷たいままでもお好みで」、ということだったので、冷たいまま食べた。

ブルーチーズはほのかに 香る程度。よく炒めたタマネギが入っていて、私たちの感覚では完全におかず。
そこへ、ブドウの果汁が迸り出て来るのだけど、その鮮烈さが印象的。
アパレイユの甘味、タマネギの甘味、そしてブドウの甘味。ブルーチーズの塩気でそれぞれの甘味が深くなるようだ。

こちらも赤ワインのままで食べたが、キリッとした辛口の白ワインがベストだろうね。



ブラッスリーでも働いたことがあるので、洋風の“アテ”が多いということのようだ。経歴を聞いても“ただの調理師です”と素っ気ない。
最近、大したことのない経歴を大袈裟に吹聴する手合いが多い中で、清々しいほどの対応だった。



●『キノコのキッシュ』298円  『ブルーチーズとブドウのキッシュ』339円  (※内税)

●「a.te.ya あてや」
  神戸市灘区森後町2-2-14(六甲本通商店街) TEL090-3284-4519  定休日/月曜  営業時間/12:00〜21:30(平日) 11:00〜21:30(土日祝)

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