パイ日和

アクセスカウンタ

zoom RSS ジョバンニカンパネルラ パリ(2) 『紅玉アップルパイ』『チョコレートパイ』

<<   作成日時 : 2016/11/01 21:33   >>

トラックバック 0 / コメント 0

青熊ジョバンニと赤熊カンパネルラのお店、「ジョバンニカンパネルラ パリ」さん。
どういうわけか山の中ではなく、兵庫県芦屋市の浜辺近くにあります。秋の実り季節を迎えて大わらわ。
影のシェフ熊元さんのアドヴァイスでとっても美味しいお菓子が焼き上がっていますよ。彼らは冬眠せずに働くみたいなので、楽しみだね。


●『紅玉アップルパイ』   辺10cm 厚み3.5cmほど。
画像
こちらの定番のアップルパイ。

季節が巡って、いちばん本領を発揮する紅玉(この時期は信州産)が使われるようになりました。
出はじめは味は濃厚でエネルギッシュだったけれど、玉があまりに小さく、大変だったみたい。最近、粒が揃い味も安定してきたとのこと。

作り方は基本通りですが、季節や林檎の個性により、焼きやスライスの厚さや配分量など日々微妙に調節をしているそうです。
ブリゼ生地に林檎のピューレとクレームダマンド、紅玉のスライスを山盛りにし、ヴァニラシュガーとバターを散らして焼き上げます。美しく焼き目がつき香りが充満してきたら焼き上がりのサイン。
最高に美味しいのは当日中だとのこと。

手で持ってパクッ!! 
もう味を知っているのに、ザクリという音と共に口の中に旨味と香りが広がった瞬間、目が輝いてしまいます。な〜んて美味しいんでしょう。
焼き込まれた紅玉の凝縮した味わいの深さ、豊かさ。そこへさらにヴァニラシュガーとバターが追い打ちを掛けて芳醇極まりない味わい。ジューシーで迸る感じも、はぁ…… たまりませんね。
ブリゼのザクザクとした強い食感と風味、ダマンドのコクの深さ。いいですねえ。

万人に愛されるオーソドックスなパーツばかり。だからこその安心できる美味しさをベースに、最高の1点を目指した探究心と、焼きを見る鋭い眼力。
鍛え抜かれた職人技で素晴らしい逸品に仕上がっています。



●『チョコレートパイ』   3.5×13.5cm 厚み3.8cm 30gほど。
画像
“パンオショコラ”をスマートにしたような見掛け。

だけどデニッシュ生地ではなくフィユタージュ。
仕込みはじめてから包装されるまで5日掛かりという本格派。

日常の何気ないおやつからハイティーのお洒落なお菓子に変身しています。その分、チョコレートもカカオバリーのバトンショコラを使って、風味たっぷりに。

自由に浮かせた生地なので、とても軽やかな食感。
ほろほろ〜ハラハラ〜と儚いほどに砕け散って、食べにくい感(剥がれないように杏のジャムで貼付けられたバトンショコラも食べる時にはポロッと剥がれてちょいと愉快)もありますが、テーブルや床が汚れることを一切気にしないハイクラスの人たちには、その儚さが愛されるでしょう。パイとはそういうものです。

強く焼き込んでいませんが、粉もバターもいいものを使っているようで、とても風味がいいですねぇ。
細かく砕けた小さな鱗片の一つひとつが味わい深いという得難いレベルの美味しさに到達しているのです。見事というしかないですね。



アップルパイ専門店ですが、プリンやマカロン、焼菓子などもあります。翌朝は、たしか『ブルーベリーパイ』を焼くとおっしゃっていました。林檎も紅玉のほかに、フジやシナノドルチェなどその時々の旬の素材に出会うことができます。
お店は生き物で、その季節にしか出会えないお菓子があるようです。ちょくちょく覗かないと美味しいものを食べ損ないますね。



●『紅玉アップルパイ』420円  『チョコレートパイ』200円  (※外税)

●「ジョバンニカンパネルラ」
  兵庫県芦屋市大東町11-20  TEL0797-75-8741  定休日/月曜、第1火曜   営業時間/10:00〜売り切れまで

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ジョバンニカンパネルラ パリ(2) 『紅玉アップルパイ』『チョコレートパイ』 パイ日和/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる