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zoom RSS リョーコ (5) 『フラン』

<<   作成日時 : 2009/01/08 23:00   >>

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東大阪、大阪市営地下鉄中央線と近鉄生駒線が相互乗り入れしている、荒本駅の北西3分ばかりのところにある「リョーコ」さん。
相変わらずの大人気、夕方に行くと品薄状態。西宮から午後出かけると、寄り道などしてつい遅くなってしまい、悲しい思いをすることに。よっしゃ、と気合いを入れて早く出かけないとね。
今回は、少し賢くなった私たち、電話で事前に取り置きしてもらったものが買えました。それ以外は案の定売り切れでしたけど。


●『フラン』 径8cm 高さ2cmほど。
画像
フランとは、一般に、円形で、クリーミーな詰め物を流し入れて焼いた、素朴さが魅力のお菓子。
これほどシンプルなものはないというほど、易しいもので、素人でも家で簡単にできるものです。

お店に出すとなると、逆に緊張を強いられるのではないでしょうか。普通に作っては当たり前すぎるし、凝り過ぎると素朴さが失われるし。

さて。こちらのものは、タルト生地の薄さが繊細でプロにしかできない技を見せつけています。
甘みの薄いパート・シュクレかあるいはパータ・フォンセ。2mm程度に薄く伸して器にしています。
そして、卵生地がシンプルなようでいて、卵、砂糖、牛乳だけでなく生クリームも加えているのかな。
加えて、ヴァニラの香りもそこはかとない感じで、とても上品。
ヴァニラビーンズを直接入れるのではなく、ヴァニラシュガーにしているか、牛乳にヴァニラの鞘を入れて香りを移したか。
ともかく、かすかに香り付けをした品のいい香りの甘さが素敵です。

優しい、静かに心を慰めるような味わい。
なのですが、どこか深いコクがある。
口に入れてホッと安心して、食べ終って、じんわりと豊かな満足感が湧いてくるような味わいなのです。

突っ走って、ふと立ち止まった時に最適。疲れた心と身体が喜ぶ、美味しさです。



いつもしっかりめの強い味わいのケーキを作る「リョーコ」さん。
ところが、これは病人食といっても通用するような優しい味わい。同日に“パイ日和・おまけ”のほうで紹介するものと、あまりに好対照。
「リョーコ」さんのケーキはもっとアーティスティックなものがあるというのに、この素朴なお菓子一つの紹介もどうかなぁと思いましたが、“おまけ”の導入として、ぜひお読みいただきたいと思った次第です。



●『フラン』180円

●「リョーコ」
 東大阪市荒本北130  TEL06-4309-3056  定休日/月曜・火曜

※ブログ「パイ日和・おまけ」(http://pie-omake.at.webry.info/)にも、このお店のタルト以外のお菓子を紹介しています。よかったら、どうぞ。

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